閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
キャリア
「コンサル転職」最前線
有料会員限定鍵アイコン
有料会員限定

上場コンサル企業の平均年収調査 「戦略系」が高い傾向あるも近年は「総合系」との境目が曖昧になっている事情《コンサル転職エージェントが解説》

上場コンサル企業でも「戦略系」と「総合系」の境界が曖昧に

上場コンサル企業でも「戦略系」と「総合系」の境界が曖昧に

 転職先として注目度の高いコンサルティング業界には「高給」の印象が根強くあるが、実際はどのような水準なのか。今回、マネーポストWEBは東京商工リサーチの協力を得て、上場コンサルティングファームの25社の平均年収を調査した。上位のコンサル企業は自動車業界やメガバンクの平均給与を大きく上回る結果となった。

 自動車業界の平均年収は700万〜900万円、メガバンクで800万〜1000万円とされるなか、上位のファームはそれらを凌駕し1200万〜1300万円台となった。業界のトップティアと呼ばれるマッキンゼー・アンド・カンパニーやボストン コンサルティング グループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなどは非上場のため顔を出さないが、ランキング上位のファームのさらにその上をいくと見られる。

 総じてクライアント企業のトップに対して経営戦略を提言する「戦略系ファーム」のほうが、トップが決めた経営戦略を実行段階で支援する「総合系ファーム」に比べて年収が高い傾向が見て取れる。ただし、なかにはベイカレント、シグマクシス・ホールディングスなど総合系だが上位に位置するファームもある。

「戦略系」と「総合系」の境界が曖昧に

 関連記事《【コンサル一筋18年の転職エージェントが約4000人のデータを元に公開】経営戦略・総合系コンサルに内定する人の「学歴」「年齢」「前職」そして入社後の「年収」》では、コンサルタント業界に特化した転職エージェントムービン・ストラテジック・キャリアの久留須親氏(シニア・パートナー)の解説をもとに、年齢や学歴でハンデがある転職希望者は総合系ファーム(特に独立系)にチャンスがあるとの見方を紹介した。一方で、昨今は総合系か戦略系かの境目が見えづらくなってきた面もあるという。久留須氏が言う。

次のページ:戦略系と総合系の収益構造の違い

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。