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中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「いつか10万円になってるかな?」と小銭を貯め込み続けた50代男性の落胆と苦悩 「1円玉ばかりだと両替手数料で損をする!?」「店で使おうにも限度がある」

「どうすりゃいいの…」筆者が貯め込んだ重量7kgに及ぶ小銭の山

「どうすりゃいいの…」筆者が貯め込んだ重量7kgに及ぶ小銭の山

レジで小銭を多く使おうとすると白い目で見られがち

 さて多くの店で大量の小銭を使うことはご法度です。1000円の商品を買うのに1円玉1000枚で払うなんて、さすがに非常識過ぎる。法律でも、硬貨1種類につき20枚を超えて使用された場合、店側は受け取りを拒否することができるとされています。

 ただ、少しずつでも消化していかないと、いつまでも小銭が減らないので、せっせと工夫して小銭払いを続けています。コンビニで849円の時に、100円玉8枚、10円玉2枚、5円玉4枚、1円玉9枚なんて払い方をすることもある。しかしキャッシュレス時代になった昨今、レジでもたつきがちなこの行為は、白い目で見られがちです。あぁ、どうしたらいいんだ!

 これまで小銭を発行し過ぎた日本銀行、もう少しなんとかせぇ! と思いたくなる。アメリカの場合、米財務省は2025年5月22日、1セント硬貨の製造を段階的に縮小する計画を発表しました。通貨としての価値はあれど、1セントや1円はもはや厄介者的存在になっているのですね。

 となると、これからこの小銭はどうすればいいのか。大量の硬貨が入ったこの袋からエイヤッと財布の小銭入れに1円玉・5円玉・10円玉をうつし、日々の買い物で少しずつでも使うしかないのでしょう。正直いつまでかかるかわかりませんが、少しでも減らしたいと思っています。

【プロフィール】
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう):1973年生まれ。ネットニュース編集者、ライター。一橋大学卒業後、大手広告会社に入社。企業のPR業務などに携わり2001年に退社。その後は多くのニュースサイトにネットニュース編集者として関わり、2020年8月をもってセミリタイア。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』(光文社新書)、『縁の切り方』(小学館新書)など。最新刊は倉田真由美氏との共著『非国民と呼ばれても コロナ騒動の正体』(大洋図書)。

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