年2000万円超の配当金を受け取る元消防士億り人・かんちさん
自民党総裁選での高市早苗氏の勝利に沸いた株式市場だが、翌週には公明党の連立離脱などを受けて急落。さらに翌週にはまたも急騰して日経平均が史上最高値を更新するなど波乱の展開が続く。市場の先行きは不透明が、そうした局面でこそ、有望な銘柄を仕込みたい。今後、利益を増やして、株価が上がっていくと期待される銘柄をどのように見定めていけばいいのか。
マネーポストWEBでは、アイフィスジャパン社が集計した3期先のコンセンサス予想(主要証券会社16社に所属するアナリストの業績予想の平均値)をランキング化している。前期の当期利益と、3期先の当期利益の予測を比較して、伸び率が高い順に並べた「3年後に大化け期待の銘柄ランキング」のトップ100について、資産9億円で高配当株投資の達人として知られる元消防士のかんちさんの分析を聞いた。
かんちさんのスタイルは保有銘柄600超という超分散型投資だ。年間で約2400万円の配当金収入を受け取り、優待株も金額換算で年約120万円分を手にする。今回、ランクインした銘柄のなかには、すでにかんちさんが保有しているものも多く含まれていたという。
夢がある企業
たとえば、52位の【日本たばこ産業(東証プライム・2914)】が保有銘柄だ。「やはり独占企業は強い。乱暴な言い方をすれば、収益を増やすためには値上げをすればいい」(「」内コメントはかんちさん、以下同)と評価し、毎年増配されるのも魅力的だと見ている。
