日本企業が持つ世界最高峰の「軍事転用技術」
“ヒゲの隊長”として知られる元陸自一佐の佐藤正久・前参院議員が言う。
「長く政権を担い、野党や公明党に配慮してきた自民党の責任も大きい。武器輸出は不人気政策だから、防衛装備移転などと言い換え、国民を誤魔化しながら拡大しようとしてきた。これでは防衛産業も安心して輸出に舵を切れるわけがない。高市首相が本気で武器輸出を拡大しようと考えているなら、日本の安全保障のために必要だと正面から議論すべきなのです」
武器輸出の必要性を説得力ある言葉で語り、国民の理解を得られるか。それが高市首相に問われているのだ。
※週刊ポスト2025年11月28日・12月5日号
