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家計

東武宇都宮線で「顔認証で手ぶら改札通過」がついに実現 鉄道各社でクレカタッチ決済の導入も進むなか、生体認証サービス「SAKULaLa」が見据える「手ぶらで生活できる社会」への道

発表会で登壇した3社の執行役員(左からJCB・東武・日立)。写真提供:日立製作所

発表会で登壇した3社の執行役員(左からJCB・東武・日立)。写真提供:日立製作所

 現在、日本では、クレジットカードやQRコード、バーコードを活用したキャッシュレス決済サービスが複数存在し、一部の鉄道に導入されている。今年10月29日には、関東の鉄道事業者11社局が、クレジットカード等のタッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用に向けた検討を開始したばかりだ。

 いっぽう「SAKULaLa」は、生体認証サービスとしてこの波に乗りはじめた。ポケットからカードやスマホを取り出す必要がない点においては、一歩リードしている。

 今後、どのサービスが国内で主流になるかは、まだわからない。ただ、こうした取り組みが人々の外出を促進し、社会全体の活性化と持続可能性の向上につながることを期待したい。

【プロフィール】
川辺謙一(かわべ・けんいち)/交通技術ライター。1970年生まれ。東北大学工学部卒、東北大学大学院工学研究科修了。化学メーカーの工場・研究所勤務をへて独立。技術系出身の経歴と、絵や図を描く技能を生かし、高度化した技術を一般向けにわかりやすく翻訳・解説。著書多数。「川辺謙一ウェブサイト」も随時更新。

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