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キャリア

【TOEICから司法試験まで】資格取得の勉強時間をどう確保する?“空き時間は自由”な仕事を見つけてキャリアアップに成功した人たち 深夜コールセンターや個別指導塾などでバイトしながら試験勉強

勤務中、空き時間は“読書OK”という職場もある(イメージ)

勤務中、空き時間は“読書OK”という職場もある(イメージ)

 キャリアアップを図るとなると資格の取得を考える人も多いだろうだが、ネックとなるのが勉強時間。生活費を確保するために仕事に勤しむと、どうしても勉強時間は削られ、いつまで経っても試験に受からない負のスパイラルに陥る。そうしたなか、勤務時間中に勉強ができる仕事を選ぶことで、転職を実現した人たちがいる。どう取り組んだのか、経験者に話を聞いた。

深夜のコールセンターがピタリとハマった理由

 現在は翻訳家として生計を立てるKさん(40代/男性)は、勉強時間確保の悩みを一発で解消するバイトを見つけ、キャリアアップを実現した経験の持ち主だ。

「大学を卒業して最初に就職したのは不動産会社でしたが、労働環境はなかなかのシビアさでした。1年で同期の半数が辞め、“ここに居ても未来はない”と思い、一念発起して目指したのが翻訳の仕事。英語はもともと少し得意だったのですが、改めてTOEIC900点を目指すことに。ただいざ会社を辞めて、勉強を始めると、なかなか到達しないまま貯金がどんどん減り、バイトなしでは生活が成り立たない状況に。そこで見つけたのが、海外メーカーのコールセンターの深夜バイトでした」

 深夜のバイトは昼間よりも時給がよい。勉強漬けの生活なら昼夜逆転も問題にならず、それだけでもKさんには好都合だったが、そのバイトを選んだ最大の理由は“勉強が出来るから”だった。

「コールセンターは24時間対応で、深夜もスタッフが常時詰めていますが、電話が掛かってくるのは一晩でせいぜい5~6回。それ以外の時間は3コール以内に電話に出られれば何をしても良かったので、勉強時間に充てていました。バイトは商品知識があり、英語が出来ることが必須。私はそのメーカーの品を愛用しており、かつ英語での会話にも苦手意識はなかったので、ラッキーでした」

次のページ:司法浪人生の“あるある”バイト

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