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2025年米メジャーリーグ“高額契約目白押し”日本人選手のコスパを検証 「1塁打あたりの年俸」で浮き彫りになった吉田正尚の苦境、コストは「打者・大谷翔平の3倍」

右肩手術の影響で今季は出場が遅れたレッドソックス・吉田正尚(写真/AFP=時事)

右肩手術の影響で今季は出場が遅れたレッドソックス・吉田正尚(写真/AFP=時事)

 今年も大谷翔平(31才)が話題をかっさらった米メジャーリーグ。米球界は日本のプロ野球を遥かに凌ぐ高額年俸で知られるが、天文学的な年俸は働きに見合っているのか。そこで、プロ野球を各種データで分析した『データ・ボール』の著書があるライター・広尾晃氏協力のもと、各選手の年俸と成績から“コストパフォーマンス”を算出。投手と打者でランキング化した。

「そもそもの年俸が桁違いです。米国の代表的な記録サイト『ベースボールリファレンス』に掲載された年俸を1ドル150円換算で計算すると、ドジャースでワールドシリーズ連覇した大谷翔平(31)が42億3150万円、メジャー14年目のパドレス・ダルビッシュ有(39)が31億5000万円という金額になる」(広尾氏。以下同)

 そのため今季、結果を残したドジャース・山本由伸(27)、カブス・今永昇太(32)、エンゼルス・菊池雄星(34)、オリオールズ・菅野智之(36)らはいずれも、1アウトあたりの年俸が400万~500万円台になり、日本ならワースト10入りが視野に入る水準だ。

「そうしたなかメジャー2年目でサイ・ヤング賞を獲得したパイレーツのP・スキーンズ(23)は非常に珍しい例と言えます。年俸調停権取得前の今季の年俸は1億3125万円で大活躍し、日本でもコスパのいい部類に入ります」

 年俸調停権取得前のため分配金ボーナスを手にするなど、これからアメリカン・ドリームを実現していくことになる。

次のページ:吉田正尚は1塁打あたり3821.9万円

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