「サラリーマンをやめたい」と思ったことが一度もない
会社勤めをしていれば、仕事のできない上司に理不尽な指示をされたりして、それなりにストレスも生じます。しかし、同僚に恵まれ、仕事にもやりがいがあり、「サラリーマンをやめたい」と思ったことが一度もないのです。
両親に大学院まで出してもらい、そこで得た知見を活かして十数年にわたって、サラリーマンとして働いてきました。投資家として生計を立てられたとしても、サラリーマンをやめてしまおうとは思えないのです。
日中の大半の時間を拘束されるというデメリットはありますが、私にとってはサラリーマンでいることのメリットのほうが上回ります。
たとえば、健康保険料と厚生年金保険料に関しては、会社が半分負担してくれていますが会社を辞めれば、そのすべてが自己負担となります。また、企業型の確定拠出年金(DC)の掛け金の一部も、会社が負担してくれます。
そうした会社側の負担がある分、社員の給料やボーナスが抑えられているという見方もできますが、サラリーマンをやめて専業投資家になったからといって、必ずしも株式投資のパフォーマンスがよくなるとは限りません。
いったん株を買ったら、長期間売らずに保有し続けることを基本にしてきただけに、株式を売買してキャピタルゲインを得ることについては、良好なパフォーマンスを継続できる保証はありません。その自信もありません。