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【布施博さんインタビュー】母と義母の相続で痛感した「身軽であること」と「事前準備」の重要性 最大の課題は「遺された者たちが仲良く話の出来る関係を築くこと」

実母と義母の相続経験、認知症の義父の今後について語る布施博さん

実母と義母の相続経験、認知症の義父の今後について語る布施博さん

 これまでに実母と義母の相続を経験した俳優の布施博さん(67)。現在、義父の介護に直面するなか、相続における「事前の備え」の重要性を痛感しているという。貴重な実体験を聞いた。【全文】

 * * *
 2018年10月に母が他界しましたが、その時の相続はとても楽でした。母はもともと“身軽”な人だったんです。銀行口座は年金の振り込み先にしていた口座ひとつだけで、クレジットカードも持っていなかった。所有する不動産も株もなかったので、遺産相続の手間はほとんどありませんでした。

 保険も終身タイプひとつきりで、「万一の時はこれを葬式代に」と言われていて、証書も僕が預かっていた。お墓も母が生前に自分で用意していたので、僕はまったく悩まずにすみました。

 お年寄りが口座をいくつも持ったり、いろんな保険に加入したりしていて、それがどこにあるのかわからないという話をよく耳にしますが、幸か不幸か、ウチの場合はそういったこととは無縁でしたね。

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