合計3219曲がサブスク解禁されたハロー!プロジェクト。特設サイトもオープンした(画像はハロー!プロジェクト公式サイトより)
音楽を楽しむためには、欠かせない存在となっている定額制ストリーミングサービス(サブスクリプション、以下サブスク)。毎月1000円前後の料金で膨大な数の楽曲が聴き放題となるのが基本だが、中にはSpotifyやYouTube Musicのように広告付きの無料プランを提供するサービスもあり、手軽に好きな音楽を聴いたり、新しい音楽と出会ったりする場として定着している。
そんな中、モーニング娘。やアンジュルム、Juice=Juiceなどが所属する女性アイドル集団「ハロー!プロジェクト」の楽曲が、2026年2月13日に全曲サブスク解禁となった。今回解禁されたのはハロー!プロジェクトで活動する7組の現役グループおよびハロプロ研修生の全楽曲、計1378曲。すでに2024年からはハロー!プロジェクトを卒業したアーティストや解散したグループなどの楽曲の配信が始まっており、合計3219曲が各サブスクサービスで楽しめる。今後新たにリリースする楽曲についても順次配信されていくという。自身もハロプロのファンだというエンタメウォッチャー・大塚ナギサ氏はこう話す。
「ハロプロ楽曲のサブスク解禁は多くのファンだけでなく、メンバーたちも待ち望んでいたこと。今回、配信済みの楽曲と合わせて3219曲の配信が始まったのは、その数もあわせて大きなインパクトです。
ハロプロのグループは、それぞれ定期的に日本武道館クラスのコンサートを行うなど、大勢のファンがいる。にも関わらず、サブスクを解禁していなかったことでファン以外のリスナーに届きづらかったのは事実です。今回のサブスク解禁によって、ハロプロ楽曲がより多くのリスナーにリーチすることになるのでは」
サブスク未解禁のアーティストの場合、楽曲を聴くにはCDやアナログレコードといった“フィジカル”のメディアを購入するか、あるいはダウンロード配信で購入する、もしくはアーティストの公式YouTubeチャンネルにアップされているミュージックビデオを再生するといった選択肢がある。
「近年は“SNSで気になった曲をサブスクで探して聴く”という楽しみ方が一般的になっています。しかし“気になった曲”を聴くためにCDを買ったりダウンロード配信で楽曲を買ったりする行為は、ファン以外のリスナーにとってかなりハードルが高い。そもそもCDプレイヤーを持っていない人が増えているという現状もあります。また、YouTubeのミュージックビデオにしても、スマホにダウンロードして気軽に聴くことはできない。より多くのリスナーが楽曲に接する環境を整えるには、サブスク解禁は避けて通れなくなってきていると言えるでしょう」(大塚氏)
