勝てる機種や楽しい機種なら打つパチンコユーザー
一方で、パチンコ・パチスロユーザーの中には、“何が題材になろうが関係ない”と考える人もいる。20年以上のパチンコ・パチスロファンだという、神奈川県在住の会社員・Bさん(40代男性)は言う。
「パチンコやパチスロに求めるのは、出玉性能と打つ楽しさです。正直、液晶の演出はあまり気にしないし、どのアニメ作品が題材になっているかも興味がない。どんな機種であろうが、勝てる機種や楽しい機種なら打つし、そうではなかったら打たないだけです。
とはいえ個人的に気になるのは、演出面で際どい表現があることですかね。アニメ系の機種の場合、女性のキャラクターの胸元を過剰に強調した表現があることもあって、打っていてそういう映像が出ると、『パチンコやパチスロの楽しさは、そこではないんだけどなあ』と思ってしまいます。いろいろな映像で楽しませてくれようとするのはいいんですが、“打たせる楽しさ”は失わないでほしいです」
パチンコ・パチスロ業界がアニメファンへの訴求に積極的になるなかで、アニメファンや既存のパチンコ・パチスロユーザーの間で温度差があるのも事実だろう。さまざまな声をしっかりと把握し新機種開発につなげていくことが、今後の業界の発展に繋がっていくに違いない。
前編記事【「人気アニメをパチンコ化」から「パチンコ前提でアニメ化」の逆転現象もあるか 遊技機メーカーがアニメファン向けのプロジェクト始動、開発スピードアップで狙う新規ファンの開拓】では、遊技機メーカーとアニメ制作の現場が接近する現状について分析している。
(前編記事から読む)