東京23区のマンション高騰はいつまで続くのか(イメージ)
マンション価格の高騰が続くなか、新築マンションの供給減少や価格上昇により東京23区内の中古マンションも大きく値を上げている。需要が供給に追いついていない状況だという。価格高騰の要因のひとつは円安の加速で、資材費の高騰など建設コストが嵩み、海外からの投資マネーの流入も招いた。
一方で、中古マンションも新築高騰への“連れ高”となり、不動産調査会社の東京カンテイの発表によれば、東京23区内の中古マンションの平均希望売り出し価格(70平米あたり)は21か月連続で上昇。今年1月には前年同月比34.4%増の1億2123万円となり、過去最高値を更新した。そうしたなか、年間200以上の物件を取材している住宅評論の第一人者・櫻井幸雄氏が、現在の中古マンションの市況や今後の価格動向について解説してくれた。
「2020年以降、新築マンションの価格が上がっていくなかで、転売目的で購入する人が増加しました。そこには、中国・台湾をはじめとする外国人も多く含まれています。彼らからすれば高額で買ったマンションをさらに高く売らなければ利益は出ないため、非常に強気な価格で売りに出すケースが多くなりました。そのことがこの1~2年で中古マンションの平均価格を大きく押し上げている一因だと思います」(以下「」内は櫻井氏のコメント)
