「取り崩し方」をどう考えるか
長く働いて稼ぎ、運用して増やしたお金がいくらあっても、使いすぎてはすぐにゼロになってしまう。老後資産寿命を延ばすうえで実はいちばん難しいのは「取り崩し方」だろう。
「老後、最低限の必要額をまずざっくり計算してみましょう。『(月にかかる生活費-年金月額)×12か月×平均余命』で目安がわかります」(黒田さん)
足りない分は貯蓄を取り崩しながら生活を。働けるうちに自分のやりたいことにお金を使うのもいい。いまの時点で不足がわかっても、長く働くつもりなら、心配しすぎる必要はないと服部さんは言う。
「パートでも月収十数万円、年収にして200万円程度になるうえ、年金もあります。例えば国民年金だけでも70才まで繰り下げれば、年約120万円、月約10万円に増えます。それだけでも、資産寿命は延ばせるはず」(服部さん)
自分もお金も長生きできれば、人生100年時代をもっと楽しく、もっとイキイキと過ごせるはずだ。
(前編から読む)
※女性セブン2026年3月26日・4月2日号