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日本で初めて量産化した湖池屋が考える“ポテトチップスの役割の変化” かつての「皆でワイワイ」から「高付加価値・ハイブランド」へ、大胆なリブランディングも実施

国民的スナック菓子になったポテトチップスの歴史を紐解く

国民的スナック菓子になったポテトチップスの歴史を紐解く

 最近のポテトチップスは、以前とはイメージが大きく変わっている。多種多様な商品が出ていて、かつての「子どもや学生が皆でワイワイ食べる」「ソファーで映画を見ながら食べ続ける」といった、ステレオタイプなイメージでは安易にくくれなくなっているのである。

 トリュフ塩味やサワークリームといった高級感ある味や、チョコレートコーティングしたもの、厚切りや堅揚げなど、食感を選ぶ楽しさもある。果たしてポテトチップスは今、どこまで進化しているのか。日本で初めてポテトチップスの量産化に成功した歴史を持つ湖池屋広報部の小幡和哉さんと伊藤恭佑さん、にポテトチップスの「今」について聞いてみた。【湖池屋ポテトチップスヒストリー:前後編の前編】

ポテトチップス誕生時の本社(湖池屋提供)

ポテトチップス誕生時の本社(湖池屋提供)

「コミカル」から「高品質」イメージにチェンジ

発売当初のポテトチップス「のり塩」(湖池屋提供)

発売当初のポテトチップス「のり塩」(湖池屋提供)

 湖池屋の創業は1953年、9年後の1962年に湖池屋ポテトチップスの第一弾として「のり塩」を発売している。そんな湖池屋の商品とCMいえば、お婆さんが辛さに悶絶する「カラムーチョ」や、メキシコ人の男性が「ドンタコスったらドンタコス」のナレーションに合わせて少しずつ前に動くドンタコス、「ポリンキー劇場」などコミカルなイメージがあった。そうしたなかで、2016年に六角形の中に「湖」の文字が入るロゴに変更し、会社全体のブランディングを「高品質」なイメージにシフト。その象徴が2017年発売の「プライドポテト」である。

次のページ:湖池屋におけるポテトチップスの“役割”の変化
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