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投資

含み損が続いても損切りできない投資家の3つの言い訳パターン 「バフェットも長期投資」「優待目的だから」「私だけがこの株を知っている」

【3】わたしだけがこの株のことを知っている!

 まごうことなく買った推し株、かわいくて愛おしくて仕方ありません。たとえ株価が下がってきても「この子のいいところは、わたしだけが知ってる。みんなには見えないだけ」。なんて美しい推し株愛。って、これ、一番ダメなパターンです。わたしだけにしかよいところが見えない株は上がりません。みんながよいと思う株を推さないと! 投資家は、「この会社は将来伸びる」と思って買うよりも「みんながこれから上がると思いそうな株」を買うべきなのです。

 つまり、株式市場では、同担OK! というかむしろ同担歓迎! 「わたしだけ」は、株式投資以外でのお楽しみにしてください。

 以上のようなマインドは、誰にでも起きる自然な気持ちです。なぜなら、わたしたちの脳には「プロスペクト理論」という心理的なクセがプログラミングされているから。これは、「人間は、得する喜びよりも、損する痛みを2倍も強く感じてしまう」というクセで、行動経済学の実験で立証されています。ざっくり言うと「損をするのが死ぬほど嫌い! 絶対絶対損なんてしたくない!」という笑えるほど子供っぽい感情ですが、普段は「先生」なんて呼ばれて気取っているわたしの脳にもプログラミングされています。だからこそ、損切りするのは、自分の心にナイフを突き立てるような苦痛を伴うのです。それでも損切りしたほうがいいのは、ここまで何度もお伝えしたのでもう繰り返しません。

 損切りできた日は、デフォルトで組み込まれた心のクセに打ち勝った記念日です。うんと自分を甘やかしてください。わたしはちょっとお高いチョコレートを食べることにしています。

※藤川里絵さん著『知識ゼロでも週3000円の投資で100万円が勝手に貯まる本』を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。

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