VHSテープがお宝に化けることも(写真:イメージマート)
物価高騰が家計を直撃する昨今、年金頼みの老後生活に不安を抱く人は少なくない。そこで目を向けたいのが、年金以外のお金の稼ぎ方である。いまや趣味や積み重ねたスキル、持て余していた相続財産、不用品などが驚くほどのお金になるのだという。ここではお宝収集・不用品売買で稼ぐ方法、ポイ活で稼ぐ方法などを解説する。【全3回の第3回】
「どうせ捨てるなら」の発想で価値を調べてみる
ネットを介した物やサービスの売り買いに抵抗感がある人は多いかもしれないが、自宅に眠る不用品や拾ったものが「収入」に化けるのはネットならではだ。不用品をネットで売り、稼いでいるという75歳男性が言う。
「ネットのオークションサイトやフリマアプリを利用するようになったのは10年ほど前。定年を迎え自宅の整理をするなかで、多数の不用品をどう処分するかが悩みの種だった。趣味で集めた古書や古銭、記念切手など換金性の高そうなものを買取ショップに持ち込みましたが、二束三文にしかなりませんでした」
定年後に働かずにもらえるお金39(その1)
そう語る男性だが、「ガラクタ」や「粗大ゴミ」に分別したもののなかに“お宝”が眠っていることに気付いたという。
「ヒントとなったのは、骨董品などを査定するテレビ番組。古いおもちゃやレコード、身の回りのあらゆるものが“お宝化”する可能性があると知り、捨てるつもりだった品々の取引相場をネットで調べてみたんです」
男性は当時、ネットの個人売買サイトの最大手だったヤフーオークション(ヤフオク)に注目。
「ヤフオクの“落札相場”を調べると、ゴミ同然と思っていた手元の不用品のなかに高額で取引されているものが多数あることを知りました」

