ネイル代だけは削れない(写真:イメージマート)
物価高により消費意欲も減退しがちな昨今、プチプラファッションやプチプラコスメは女性たちにとって心強い味方だ。その一方で、Z世代の女子が「削りたくない」と語る支出がある。そのひとつが、ネイルサロンで施術を受ける“ネイル代”だという。
ジェルネイルやスカルプネイルなどのさまざまな種類があるが、サロンでの施術は月に7000~1万2000円程度が相場のようだ。長さ出しをするスカルプネイルやパーツを付けるデザインは、さらに高額になる。また、取り外しや再利用ができてコスパが良いとされるネイルチップは、サロンでオーダーメイドすると5000~1万円を超える。
決して安くない施術料金にもかかわらず、なぜ若い女性たちはネイルへの支出を厭わないのか。「物価高でもネイル代だけは削れない」という女性たちの本音に迫った。
「テンあげ」のために絶対削れない支出
都内の大学に通う女性・Aさん(20歳・政治学部)は、3週間に1回ネイルサロンに通っている。彼女にとってネイルとは、自身のテンションをあげるための必須アイテムなのだという。
「私は、爪に負担がかかりづらいパラジェルというジェルネイルをしています。毎月、定額デザインで8000円から1万円くらいですね。正直、ちょっと高いとは思うけど、ネイルをしていると気分が全然違うんですよ。ネイリストさんに日頃の悩み相談とか、恋愛相談もできますし。
バイトを増やしてでも、絶対にキープしたい支出ですね。ネイルが可愛いと、授業中とかバイト中でも、ふと視界に入って『テンあげ(=テンションが上がる)』って感じになるし、“ちゃんとしてる自分”でいられる気がするんです。逆にネイルをしてないと、自分が怠けている気がして、ちょっと気分が下がるというか……。ようするに精神衛生上、必要な支出なんです」(Aさん)
