にぎりずしなどをかたどったフィギュアのネイルアート(時事通信フォト)
ヘアカラーとネイルは「推し活の一部として欠かせない」
別の大学に通う女性・Bさん(19歳・経営学部)は、趣味の一部にネイルが存在するという。
「私は二次元アイドルのオタクをしているんですけど、ヘアカラーとネイルはオタク活動の一部として絶対に欠かせないです。イベントや声優さんのライブのときに、好きなキャラクターのコンセプトカラーにしたヘアやネイルをして、友達と一緒に“双子”で揃えたりするのが楽しいんですよ。
ただおしゃれでやっているというよりも、『自分はいつでも○○君(推しキャラ)のファンだから! 愛情注いでいるからね!』ってアピールするというか、気合いを入れるためにやっています。それをSNSにも載せるので、友達やフォロワーさんから反応をもらえるのも嬉しいし、『そのデザイン真似させてください』とかコメントもらえると、すごく得した気分になります」(Bさん)
顔を出さないSNSで「綺麗な手元は写したい」
会社員の女性・Cさん(24歳・イベントスタッフ)は、Bさんと同様に、SNSを意識してネイルを続けているという。
「私はSNSで自分の顔出しはしていないんですが、手元は写したいんです。そのときにやっぱり綺麗な手元、“美人っぽい手元”に見せたいから、ある程度の長さがあって、上品に見えるネイルは必須です。
服は正直、SHEINとかGRLなどのプチプラで揃えているんですけど、ネイル代はやっぱり削れない。SNS上では“カワイイ爪=私の顔の代わり”なんです」(Cさん)
一見すると割高で、定期的な維持費がかかるネイルへの支出。興味がない人にとっては“削れそうな出費”に見えるかもしれないが、リアルな生活とともにSNSでの「見え方」にも気を遣う彼女たちにとって、ネイル代は自己表現をするための大切な必要経費であるようだ。
