約3億のインプレッションがあったレシピも(長谷川あかりさんのXより)
料理研究家YouTuberのレシピは「信じられる」
レシピ探しの手間を減らせることは、大きなメリットだろう。紆余曲折しつつ、「結局リュウジさんと長谷川あかりさんにたどり着いた」というのはBさん(30代女性/会社員)だ。「2人とも、信じています」と笑う。長谷川あかりさんは、2023年1月にXへ投稿した「バター酒蒸しハンバーグ」のレシピが、2.9億表示と鬼バズリをしたことでも知られる。
「あかりさんのレシピは、野菜レシピが充実していて彩りがきれいなものが多いんですけど、パックから肉をそのままドーンとフライパンに出して、包丁もボウルも使わずにハンバーグをつくる豪快なものもある。でも食べたらちゃんとおいしい。これまでの料理の常識を覆すようなレシピでも、あかりさんは『信じてください』という言葉が本当で、『それでいいんだ』と思わせてくれる気楽さと、おいしいという安心感があります。リュウジさんのレシピも、信じてます。親しみやすいキャラで、実際に動画で作っているところを見ることができるのは大きいです」(Bさん)
「家のカレー」はリュウジ味
一方で、都内の大学生Cさん(20代男性)は、「母の料理=YouTuberの料理です」と言う。
「以前母が、あるYouTuberのレシピで作った野菜炒めを食べて『美味しい』と言ったら、それ以来、作りまくるようになりました。母によれば、昔はタダで毎日違う料理レシピを得ようと思ったら、テレビの料理番組とか、新聞に載っていたレシピをメモするといった手間があったけど、今はYouTubeがあってラクなんだと。しかもメモと違って動画はそっくりそのまま真似できるから、オリジナル要素が加わる余地がない。よく、“おふくろの味”とかいうけど、うちのカレーは、多分リュウジさんの味です(笑)」(Cさん)
いまやYouTuberが全国の家庭の味を支えているのかもしれない。
