東京エレクトロン株「1点買い」に踏み切れたのはなぜか(写真:イメージマート)
資産4億円超を築いたママ投資家・ちょる子さんが、「私の『億り人』への旅路の、記念すべき第一歩」として振り返るのが、約2000万円で東京エレクトロン株の「1点買い」。なぜそんな大勝負に踏み切れたのか? 新著『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ダイヤモンド社)より一部抜粋・再構成して、東京エレクトロン株1点買いの経緯を紹介する。
暴落は最高の「高配当株」を連れてきた
マネー誌やYouTubeで勉強しつつ、株価チャートを読んで狙いを定めていたのは、半導体製造装置の巨人・東京エレクトロンでした。当時の株価は1万8000円前後(分割前)の値がさ株(1株当たりの株価水準が市場平均に比べてかなり高い株)です。
株価チャートを眺めながら「いつか株価が下がって割安に買えるチャンスが訪れれば!」と手ぐすね引いて待っていた矢先の2019年1月、米アップルの業績予想の下方修正に端を発して世界的な株安に見舞われた「アップル・ショック」が勃発したのです。
日本のテクノロジー株が軒並み急落。東京エレクトロンも1万5000円を割り込む水準まで売られました。そのとき、私はある事実に気づき、目を見開きました。
「配当利回りが5%に達している……!」
オリエンタルランド株を売却して得た1584万円+現金400万円で東京エレクトロン株を買えば、年間約100万円の配当金が入ってくる! 配当金とは、自分が働かなくてもお金が入ってくる不労所得です。正直、当時の私には半導体の未来を完璧に予測する力はありませんでした。それでも「4Gから5Gへの転換期。半導体は絶対に必要とされる」という大局観と、この破格の配当利回り。
「これなら、買った後で株価が下がっても納得できる!」
私は、手元の約2000万円すべてを投じて、東京エレクトロン株を「1点買い」しました。
