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「スペースXで300万円くらい儲かったんちゃうかな」資産20億円超の90歳現役トレーダー・シゲルさんが米国株取引に初挑戦したワケ

人生で初めて米国株に投資した90歳現役トレーダー“シゲルさん”こと藤本茂氏

人生で初めて米国株に投資した90歳現役トレーダー“シゲルさん”こと藤本茂氏

 半導体メモリ大手・キオクシアホールディングス(HD)が急騰する裏で“キオクシア超え”も期待できると注目されているのが、AIの“本場”である「米国株」だ。資産20億円超の現役トレーダーの“シゲルさん”こと藤本茂氏(90)は、人生で初めて「米国株」に投資したと明かす。

「世界中の注目を集めて6月12日にIPO(新規上場)した『スペースX』株が面白そうやから初めて米国株を買ってみたんや。IPOに応募したわけではなく、上場直後に買う『セカンダリー投資』。初値150ドルで600株買って、翌13日に売ったら300万円くらい儲かったんちゃうかな」

「AI銘柄以外の日本株は安いまま」

 日経平均の高値更新が続くなか、シゲルさんにとって70年あまり手がけてきた日本株に勝機がありそうだが、「キオクシアHDやソフトバンクグループなど一部のAI銘柄ばかりが上がって、(6月下旬にはトヨタ自動車が年初来安値をつけるなど)他は安いままやからあまりよくない」と語る。

「それに比べて米国株は上場企業数が多いし、世界中のお金が集まっているから魅力的やろ。

 ただ、本気で米国株に投資しようと思ったら、寝る暇もなくなる。いつも午前2時に起きて米国市場の動向は見とるけど、それは日本株取引のため。昼間に日本株取引して、夜中に米国株まで取引したら寝られへん」

 そうシゲルさんは言うものの、今後も米国市場ではアンソロピックやオープンAIなど注目のIPOが目白押しで、「買うかどうかはその時になってみないとわからん」とまったく関心がないわけではなさそうだ。

次のページ:【表】注目の米国株
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