先週の日経平均は前週末比4416.61円安
投資情報会社・フィスコが、株式市場の7月13日~7月17日の動きを振り返りつつ、7月21日~7月24日の相場見通しを解説する。
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先週の日経平均は前週末比4416.61円安(-6.4%)の64141.12円で取引を終了した。週初は大幅安スタート。イランの革命防衛隊がホルムズ海峡の再封鎖を宣言、米国もイランへの攻撃を実施するなど、中東情勢悪化への警戒感が再燃した。また、韓国市場で半導体株が大きく下落したことも相場を冷やした。その後、週央にかけては反発となる。原油相場の下落一服、韓国半導体株の反発などを背景に、押し目買いの動きが優勢となった。15日には蘭ASMLが決算を発表、市場予想を上回る内容となったことも株式市場の支援材料につながった。
週後半は人工知能(AI)・半導体関連株が主導して大きく下げる展開になった。米国半導体株安や韓国株下落につれ安する流れとなる。16日には台湾TSMCが市場予想を上回る決算を発表したものの株価が下落し、AI関連株に対する過熱警戒感があらためて強まる形にもなった。週末もAI・半導体株を中心に大幅下落、歴代5番目の下げ幅を記録した。下げ幅は一時4100円を上回る場面もあった。TSMCの決算発表後の下落を受けて、米半導体関連株が下落したことが響いた。東京市場3連休を控えて、持ち高調整の売り圧力なども強まったもよう。
今週の株式市場もAI・半導体株の動向がカギを握ることになろう。まずは、3連休明け後の韓国株式市場の行方が注目されることになるが、その後は、アルファベット、テキサス・インスツルメンツ、インテルなど、米国のAI・半導体関連株の決算発表、その後の株価動向が焦点となってこよう。サムスン電子の暫定決算やTSMCの決算発表を受けて関連株は総じて下落しており、過剰な期待感はやや後退しているとみられ、決算数値の上振れ幅次第では、関連銘柄にも幅広く好影響を与える可能性がある。国内市場ではキオクシアHD<285A>が高値から半値以下の水準にまで下落しており、調整一巡感なども強まりやすくなっているとみられる。また、6月に軟調な動きが続き、先週の半導体株安につながっていったとみられ米ハイパースケーラー株は、足元で総じて反発基調に転じている。こうした動きは、今後のAIインフラ株や半導体株のリバウンドを想起させるものでもある。この観点では、アルファベットの利益率、設備投資計画には関心が高まることとなる。
