どうなるキオクシアHD株(Getty Images)
「AI相場の申し子」と言えるような爆騰ぶりを見せ、AI・半導体ブームの主役となってきた半導体メモリ大手・キオクシアホールディングス(HD)の株価は、ストップ安まで暴落した7月17日以降、乱高下を続け、7月28日には4万4550円と、最高値から半値以下の水準になっている。不安に駆られる投資家も多いなか、「妥当な調整」と見るのが、株式投資で資産10億円超を築いた兼業投資家の株億太郎さんだ。
7月28日に4万円台に急落、再びストップ安に
キオクシアHDの株価は7月17日、5万2110円まで下落してストップ安に。6月22日につけた上場来高値(11万2700円)から1か月弱で半値以下に沈み、同日の日経平均株価は史上5番目の下げ幅を記録する「キオクシア・ショック」に見舞われた。その後も、株価下落が続いている。
今年、空前絶後のAIブームが巻き起こるなか、株億さんは「AI・半導体関連はいずれ大幅な調整となる」「いまからAI・半導体関連株に飛びつくのはリスクが高い」と一貫して警鐘を鳴らし続けてきた。まさに今回のAI・半導体関連の調整局面を的中させた格好だ。株億さんが指摘する。
「AI自体は今後も発展していくと思いますが、株式市場におけるAIブームはいつまでも続くわけではない。AI・半導体関連のなかでもキオクシアHDは期待が先行しすぎており、最高値時のPBR(株価純資産倍率)は50倍超など株価指標を無視した株高であることは明らかでした。そうした高値警戒感があるなかで、今回の急落というのは妥当な調整だと見ています」(以下、「」内コメントは株億さん)
株億さんは関連記事『「証券会社も大混乱」市場を揺るがす「キオクシア・ショック」の先行き 「キオクシア株は3万円台まで下落もあり得る」資産10億円超の個人投資家が見据える“二番底”到来の可能性』で、「キオクシア・ショック」直後の3連休明けの7月21日以降にキオクシアHD株が反発して株価6万円台までいったん戻す予測も的中させているが、株価はその後また5万円台で推移。しばらく5万円台前半でもみ合う状態が続いたが、7月28日には前日終値より1万円安い4万4550万円まで急落してストップ安をつけた。
今後のキオクシアHD株については、どのような値動きを想定しているのか。
