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投資

【日本株週間見通し】AI・半導体株のリバウンドの持続性に関心 ボラティリティの大きさには注意

先週の日経平均は前週末比249.13円安

先週の日経平均は前週末比249.13円安

 投資情報会社・フィスコが、株式市場の7月27日~7月31日の動きを振り返りつつ、8月3日~8月7日の相場見通しを解説する(7月31日20時執筆)。

 * * *
 先週の日経平均は前週末比249.13円安(-0.4%)の64362.02円で取引を終了した。週初は買いが先行、トランプ米大統領がイランへの大規模攻撃を当面見送る方針と伝わり、中東情勢の緊張感緩和期待が高まった。ただ、AI・半導体関連銘柄に対する売り圧力が継続、上値は重くなった。その後、週央にかけては下落、一時60448円まで下落し、5月21日以来の安値水準まで沈んだ。米国や韓国での半導体株安の流れが強まり、国内の同関連銘柄は一段と売り込まれる状況となった。中東情勢の緊張感再燃、熊本での大地震発生なども株式市場の買い手控え材料につながった。

 一方、週後半にかけては下げ渋る展開となった。週末には一時前日比3497円高まで上昇。韓国サムスン電子やアドバンテスト<6857>などが好決算を発表したほか、米マイクロソフトも決算発表後に急伸、大きく売り込まれてきたAI・半導体関連株の見直しにつながった。30日の米国市場では半導体株指数(SOX指数)が8%超の急伸となり、31日には韓国市場でサムスン電子も26%超の大幅高となる。週末の東京市場では、キオクシアHD<285A>、村田製<6981>、KOKUSAI<6525>などが大引けでストップ高比例配分となっている。なお、週末の前引け後には日銀金融政策決定会合の結果が発表され、その後はやや伸び悩む形となった。

 AI・半導体関連株リバウンドの持続性が当面の焦点となってこよう。週末ストップ高のキオクシアHDは決算発表後に時間外取引で軟化しているが、全体の方向性を左右するのは、引き続き、米SOX指数や韓国半導体株の動向となるだろう。米国半導体株に関しては、ハイパースケーラーの決算発表が一巡しリスク要因が後退していること、SOX指数が一時3月末からの上昇分の半値押しとなり、25日線までの乖離も引き続き大きいことなどから、目先はリバウンド継続の余地がありそうだ。ただ、引き続きボラティリティの大きさには注意も必要であり、国内ではAI・半導体関連の決算発表も多く残されているため、個別では早々に戻り売り圧力が強まるものも散見されよう。とりわけ、8月6日には、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<6920>、JX金属<5016>、古河電工<5801>、レゾナック<4004>、味の素<2802>など関連銘柄の発表が集中する。

 AI・半導体株が買われる場面は、引き続き一極集中的な物色となりやすく、他銘柄の決算発表に関心は薄れやすいが、今週には、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、トヨタ<7203>、三井物産<8031>、三菱重工<7011>、日本製鉄<5401>、花王<4452>、日本郵船<9101>、NTT<9432>、任天堂<7974>、住友不<8830>、リクルートHD<6098>、INPEX<1605>、商船三井<9104>など、主要銘柄の発表が目白押しではある。米国で注目される決算としては、AMD、スペースX、キャタピラー、イーライリリーなどが挙げられる。

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