資産約4億円、年間約3000万円の家賃収入を得ているフリーアナウンサーの櫻井知里氏
都心を中心とした不動産価格の高騰で関心が高まる不動産投資の世界では、少ない元手で巨額の資産を築き上げた “メガ大家さん”が存在感を高めている。しかし、数々の壁を乗り越えた凄腕の大家がいる一方で、知識の少ない人へ危ない投資を勧める営業もあるようだ。
フリーアナウンサーとして活動しながら、不動産投資歴約11年で資産約4億円、年間約3000万円の家賃収入を得ている櫻井知里氏。メディアやSNSで情報を発信していることもあり、不動産業者から頻繁に連絡があるという。
「インスタグラムなどを通じて、『うちの業者を紹介してほしい』『紹介料としてキックバックを払うから、お客さんを紹介してほしい』と連絡が来ることがあります。私はそのような紹介は一切行なわないのですべて断わっています」(以下、「」内コメントは櫻井さん)
そのなかで、手口が気になり、5年ほど前に実際に話を聞いた業者があった。住宅ローンを使って、投資用の区分マンションを購入させようとする会社だったという。
「住宅ローンは本来、自分が住むための物件に使うものです。人に貸すためであれば事業用のローンになり、金利は上がります。住宅ローンなら金利が低いので、勉強不足の人は『これはいい方法かもしれない』と思ってしまう可能性があります」
借金を肩代わりして物件を売る仕組み
櫻井さんは業者に話を聞いた時を振り返りながらこう続けた。
「私が接触した業者は、借金があって困っている人に向けて発信していました。その人の借金を肩代わりし、いったん借金を無くしたうえで住宅ローンを組ませ、自社の区分マンションを購入させて人に貸させるという話でした。
