今週のドル円はどう動く?
投資情報会社・フィスコが8月24日~28日のドル円相場の見通しを解説する。
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今週のドル円は伸び悩みか。足元の原油高でインフレ圧力が意識されるなか、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策方針を見込んだドル買いが続く。ただ、為替介入への警戒感から、一段の上昇は抑制されるだろう。
米財務省は19日、長期債買戻し枠の拡大を発表し、長期金利の低下によりドル売りが強まる場面があった。ただ、翌20日に金利は持ち直しており、米金利高・ドル高の相場は続くとみられる。
また、米国とイランの関係改善に対する期待は後退し、ホルムズ海峡の封鎖は長期化する見通し。それを受け原油相場は強含みインフレ圧力が意識されやすく、引き続きドル買いを支援しよう。
直近の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はタカ派的ではなかったものの、FRBは今後もインフレ撲滅に向けた対応を続けるとの見方から、ドルは下げても買戻しが入りやすい。
一方、日本の財政運営が不安視され、円売りが主要通貨を押し上げている。主要通貨は円売りで値を戻す展開。特に、ユーロ円は回復のピッチが速い。為替介入への警戒が強まれば、ドル円は心理的節目の160円が視野に入り上値は重くなりそうだ。
【米7月コアPCE価格指数】(26日)
26日21時半発表の米7月コアPCE価格指数は現時点で前年比+3.3%と、前回から横ばいの見通し。インフレ鈍化のペースは緩慢との見方が広がれば、ドルは売りづらい。
【ジャクソンホール会合】(27-29日)
米カンザスシティ連銀がワイオミング州ジャクソンホールで毎年開催する年次総会。焦点はウォーシュFRB議長の講演で、9月以降の引き締め方針が示されればドル買い要因。
