中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

都心で家賃3万円、風呂なし共同便所の生活の実態は?

 しかも、収入が少なすぎるだけに、「ユニットバスあり」といった恵まれた物件に「高円寺」あたりで6万円を払って住むのもキツかったのでした。だったらどうすべきか? 考えたのは「とにかくそれなりの収入が稼げるまでは、風呂なし、共同便所、隣との壁は薄く、いちいち廊下で他人とすれ違う」という生活を受け入れることを覚悟しました。

 私自身、他人と挨拶することさえ嫌いで、エレベーターに他人が乗っているだけでもう気持ち悪くなってしまうほどです。現在の事務所を構えるマンションでは必ず一人で乗ることを確認してから乗るようにしています。

格安アパート生活で避けて通れない5つのポイント

 そんな状況ながら、約1年半、3万円のアパートに住んだ経験を紹介しましょう。施設としてはまったく快適ではありません。しかし、最悪ではありません。さらに、渋谷にはすごく近いです。今考えると、フリーランスになった1年目にあのアパートに住んで多少の貯金ができたことに対しては感謝の念しかありません。当時の生活のポイントをいくつか記します。

【1】友人は呼べない
 このアパートは女人禁制で、男性しかいませんでした。それは、妙な事件が起こって欲しくない、という理由だったようです。住んでいる人々はフリーターや学生、生活保護受給者など。そして、近くにある東京大学駒場キャンパスの先生もセカンドハウスとして契約していました。

 何しろ壁は薄いですし、建物の入り口のドアは誰でも開けられるだけに、見知らぬ人物がいると警戒されます。よそ者がいると睨みつけられるような環境ですし、酒を飲んで騒いだらドアをバンバンと叩かれ「うるせぇよ!」と怒られるほどです。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。