“ドパおじ”たちの悩み(写真:イメージマート)
手軽にドーパミン刺激を得られるコンテンツが氾濫するインターネットやSNS。昨今、こうした刺激を求め続けてしまう若者を揶揄する「ドーパミン中毒のガキ」、通称「ドパガキ」という言葉がトレンドとなっている。
しかし、こうした“症状”に悩まされているのは若年層だけではない。大人が「ドパおじ」「ドパおば」化すると、どのような弊害があるのか。スマホが手放せなくなった結果、生活時間だけでなく、日々の支出や体重まで変化したという大人たちに話を聞いた。【ドパおじ・ドパおば化する大人たち・前後編の後編】
食事中も風呂の中でも動画、YouTubeを入眠BGMに
外資系のIT企業に勤務する男性・Aさん(37歳)は、スマホのアラームで起床し、シャワーを浴び、身支度を済ませて会社に着くまで、常に動画を再生している。勤務中もトイレに入るたびに、SNSを開くという。
「仕事が終わって帰宅すると、YouTubeで野球のハイライトやお笑い芸人の動画を見ますね。こういった動画は毎日更新されるので、飽きることがないんです。1本が終わると別のおすすめ動画が出てくるので、区切りがないんですよね。
食事中も風呂の中でも見ていて、寝るときは動画をバックグラウンド再生し、その音を入眠BGMにしています。自分にとってはリラックスタイムだと思っていますが、知らぬ間に生活の質が低下しているかもしれません。スマホが手元にないだけで不安になるので、自分は“ドパガキ”のことを笑えないですね」(Aさん)
