事前相談は「飛び込み」より予約がおすすめ
次に事前相談の予約を入れましょう。
以前は飛び込みで葬儀会館に来館し、事前相談を希望する人もいたのですが、おすすめしません。近年は人手不足で、葬儀の施行中だと対応できなかったり、葬儀がないときは無人だったりすることが多くなったからです。また予約することで、組織内でプレゼン能力や対人スキルが比較的高いスタッフに対応してもらえます。複数の葬儀社を比較検討する消費者が増えたことにより、葬儀社側も自社を選んでもらおうとアピールしたいのです。
歯科や美容院のように、予約システムを導入する葬儀社も増えています。電話対応の良し悪しを確認したい方は、電話で予約を入れるのもいいでしょう。ただ最近は電話対応を外注化する傾向があるので、昔ほどひどい対応(敬語がおかしい、消費者に伝わらない専門用語を使う等)は、なくなりつつあります。
口頭だけで葬儀の流れを説明する会社は要注意
訪問して事前相談が始まると「葬儀の流れ」と「葬儀費用」がテーマになるはずです。
まず葬儀の流れを「イラストや写真などのビジュアルを使った資料で説明しているか」が、評価のポイントです。たまに口頭のみで葬儀の説明をする葬儀社スタッフがいるのですが、喪主を経験したことのない相談者にはきちんと伝わりません。
アメフトを一度も見たことがない人に、口頭だけでルールや試合の流れを説明するようなものです。こういう葬儀社は、説明が万事分かりづらいです。候補から外してください。中には葬儀の流れの説明は一切しないで、売りたい商品の話だけをする強者もいます。もちろんこれも外します。
後編では、葬儀費用の確認をはじめ、良い葬儀社かどうかを見分けるために「何を聞くべきか」「どこを見ればいいか」を、赤城氏が引き続き解説する。(後編に続く)
▼▼▼後編記事▼▼▼
【つづきを読む→】「葬儀の事前相談」で何を聞けばいい?「良い葬儀社」を見極めるための3つの質問 回答からわかる業者の良し悪し
【プロフィール】
赤城啓昭(あかぎ・ひろあき):1級葬祭ディレクター。葬儀業界歴約30年。運営する「考える葬儀屋さんのブログ」は月間45万PVを達成し、ライブドアブログ OF THE YEARを受賞。近著に「子供に迷惑をかけないお葬式の教科書」。テレビ、新聞、雑誌、YouTubeなどでも葬儀現場の正しい情報をわかりやすく発信中。
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