「安置室を見せてください」
最後の質問は「安置室を見せてください」です。
安置室は霊安室とも言い、故人を葬儀や火葬まで安置しておく設備です。亡くなると病院にいつまでも故人を安置しておくことはできません。葬式まで故人を安置しておく場所が必要です。特に都市部では住宅事情の関係で自宅に安置できないケースもあり、葬儀社の施設に遺体を安置する機会が多くなります。
安置室をチェックすべき理由については、以前執筆した記事(https://www.moneypost.jp/1407981)でくわしく解説しています。一言で言うと、「その葬儀社が、遺族や故人を大切に考えているかは、安置室の設計・運営に如実に表れるから」です。
安置室は遺族と故人が最期の時間を過ごす大切な場所です。そのような場所を「快適に過ごせる」よう設計・運営している葬儀社は、良い葬儀社です。具体的には、「個室になっている」「広い」「静か」「清潔」「利用時間が長い」などを確認してください。
安置室は葬儀社の良し悪しを見極める重要な判断材料になるので、利用する予定のない方も、この質問をしてみてください。また安置室は自分の目で確認した方が良いので、事前相談はオンラインではなく、現地に足を運ぶことをおすすめします。
事前相談ですべきことは、葬儀社の説明をただ一方的に聞くことだけではありません。良し悪しを見分ける基準を持って、複数の葬儀社を比較し評価することが重要です。見積書の内容、他社と比べた強み、安置室の環境。この3点を比較材料にして、納得できる葬儀社を選んでください。
▼▼▼前編記事▼▼▼
【はじめから読む→】葬儀トラブルを回避するための「事前相談」のポイント 候補となる葬儀社の選び方と相談予約までのフロー
【プロフィール】
赤城啓昭(あかぎ・ひろあき):1級葬祭ディレクター。葬儀業界歴約30年。運営する「考える葬儀屋さんのブログ」は月間45万PVを達成し、ライブドアブログ OF THE YEARを受賞。近著に「子供に迷惑をかけないお葬式の教科書」。テレビ、新聞、雑誌、YouTubeなどでも葬儀現場の正しい情報をわかりやすく発信中。
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