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ライフ
パチンコ・パチスロ最前線

「通常時でも大当り確率アップ?」パチンコのゲーム性を大幅に拡張する「通常時フラグ」とは 複数の状態が可能となり“チャンスゾーン”も実現、「知らないユーザーが損をする」懸念も

通常時フラグ搭載機として12月に登場予定の『牙狼』シリーズ最新作(サンセイアールアンドディ公式Xより)

通常時フラグ搭載機として12月に登場予定の『牙狼』シリーズ最新作(サンセイアールアンドディ公式Xより)

パチンコ複雑化への理解度によって有利不利が生まれる懸念

 ゲーム性の多様化を実現するパチンコの通常時フラグだが、一方でゲーム性が複雑化することで、従来のパチンコの魅力が削がれてしまうのではないかとの懸念も囁かれている。

「通常時の“状態”の概念は、パチスロでは一般的なものです。今回の通常時フラグの導入で、パチンコの“パチスロ化”が進む可能性は高いと言えます。ただ、内部システムが複雑化すると、その理解度によって有利不利が生まれてしまうのも事実です。

 たとえば従来のパチンコと同じ感覚で打っていると、通常時フラグでチャンスゾーンに入っても、移行先がどういった状態なのかがわからずに『チャンスなのに打つのをヤメてしまう』といった事態もありうる。そういった形で損をする可能性があるということで、複雑化を歓迎しないパチンコユーザーもいるわけです。

 これまでのシンプルなパチンコは、特に詳しい知識がなくても打てることが大きな魅力でもありました。それが理由で、パチスロではなくパチンコを選んでいるユーザーもいます。しかし、通常時フラグが導入されると、内部システムをそれなりに理解していないと不利になってしまうかもしれない。ゲーム性が拡張したことで、逆にハードルが高くなるのではないかとの声もあります」

 また、今回の新しい施策である「4つの新カテゴリ」と「通常時フラグ」は、まったく逆の方向性なのではないかとの指摘もある。

「新カテゴリは、パチンコ機を出玉性能によって4段階に分類し、ユーザーが機種を選びやすくするものです。そして、比較的少ないお金で遊技できる機種を『Lv.1』として明確にし、そこを入り口にすることで新規ユーザーを開拓しようという狙いもあります。

 しかしゲーム性の多様化をもたらす通常時フラグによって、機種のカテゴライズが難しくなる可能性があります。また、ゲーム性が複雑化したパチンコは、新規ユーザーが容易くプレイできるものではなくなるかもしれません。さまざまなゲーム性のパチンコをラインナップすることで、間口を広げるのは理に適っていると言えるものの、“遊びやすさ”や“わかりやすさ”が求められている現状とは相反している部分があるのも事実です」

次のページ:12月には新基準機が登場の予定

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