「あの家、そんなに余裕あるの?」持ち物から家計を詮索
近所のママ友との会話に気疲れしているというのは、小学生の子どもがいる会社員女性・Bさん(30代)だ。そのママ友は、ほかの家庭の持ち物やお金の使い方を頻繁に話題にするという。
「『あのママ、また新しいバッグ持ってたね』『あの家、そんなに余裕あるの?』という話が多いんです。旅行に行ったと聞けば『旦那さん、何の仕事だっけ?』と、旦那さんの会社の話題を持ち出し、スマホで“その会社の平均年収”を検索し始めたことも……。
あまりにも下品でびっくりしたのですが、他のママたちも一緒になってスマホを覗き込んで盛り上がっていたんです。私も何か買ったり、旅行に行ったりしたら、自分がいないところで詮索されるのかな、と気になってしまいます」(Bさん)
ランチに誘われても、他人の容姿の噂ばかり…
一方、お金の話題だけでなく、ことさら他人の容姿を話題にする人もいるという。都内でネイリストをしている女性・Cさん(40代)は、息子を通じて知り合った地元のママ友について、こう語る。
「『あの芸能人、絶対に整形したよね』『あの政治家、また顔変わった』『あの俳優は、身長をサバ読んでる』などと、根拠もなく著名人の容姿の話ばかりするママがいるんです。ネットの書き込みをそのまま具現化したみたいな人で、まさにエナジーバンパイアだなと思いますね。
苦笑いしながら『そうかな、わからないけど』と返しても、まったくこちらの反応を気に留めない様子で、マシンガントークが続くんです」(Cさん)
容姿をめぐる噂話は、身の回りの人に及ぶこともあるという。
「最近は、身近な人のことも話題にしはじめて、『○○君ママ、ぜったいに糸リフトしたよね! 急にたるみとかほうれい線なくなったもん~』とか、見た目の話ばかり……。ランチに誘われても、ずっと人の噂を聞いて帰ることになる。帰宅してからも『あの返事でよかったかな』と考えてしまって、何のために会ったんだろうと思うことがしばしばあります」(Cさん)
お得な情報も身近な人の近況も、気軽な会話のきっかけになる。一方で、たとえ悪意がなくとも、話題や熱意次第で、聞く側には負担になることも……。自分が誰かのエナジーバンパイアになっていないか、一度かえりみることも大切かもしれない。