非AIに物色が移りつつあるなか、株価上昇を狙える“お宝株”はどこにあるのか(写真:イメージマート)
日経平均株価は10月第2週に入ってようやく7万円台を回復したものの、翌週明けに6万7000円台に下落、さらに15日は前日比で一時3600円以上値下がりして6万4000円台まで急落するなど、上昇一辺倒とは言い難い不安定な値動きが続いている。「正直、ここまでの上昇はギリギリというか、危うい気配が漂っています」と見るのは、株式投資で資産10億円超を築いた兼業投資家の株億太郎さんだ。
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信用買いで高値掴みした個人投資家は「売るに売れない」
株億さんが解説する。
「日経平均が一時7万円台を回復したとはいえ、その中身をよく見ると、半導体メモリ大手のキオクシアホールディングス(HD)が9月末に1対3の株式分割したのをはじめ、分割によって株が買われやすくなったことに伴う高値演出である可能性が高いでしょう。
自律的に買いが広がったというよりは、機関投資家やファンドが保有株の評価額をよく見せるためのいわゆる“化粧買い”の雰囲気も色濃く、正直、いまは怖い。なにより、6月に日経平均が史上最高値をつけましたが、その近辺で買った投資家は多く、特に信用買いで高値掴みしてしまった個人投資家は原則6か月以内に返済期限が来てしまいます。そのため、株価が戻り切っていない現状では12月まで持ち続けるほかなく、いかにも不安定な状況が続くわけです」(以下、「」内コメントは株億さん)
