キャリア

売れない芸人 「辞める」「それでも続ける」…それぞれの理由

 最近は、永野(42)やアキラ100%(43)、平野ノラ(38)、ピコ太郎こと古坂大魔王(44)など、遅咲きでブレイクする芸人も多く存在する。アラフォーで売れた芸人を見て、Aさんは、

「素直に良かったな、と思います。その反面、ああ、自分はやっぱり辞めてよかったとも思います。もし自分がアラフォーまで続けていて売れていなかったら……、と想像すると悲惨な気持ちになります。でも、そもそも“売れなかったら”とか、そういうネガティブな思考が芸人として向いていないのかもしれません。売れると信じてやり続ける人が成功するのだと思います」

と話す。では最後に、芸人をやっていてよかったことは?

「芸人時代は先輩や事務所のマネージャー、番組スタッフに威張られたり、時給100円にも満たないようなギャラで拘束されたりと、理不尽なことがたくさんありました。だから、ちょっとやそっとのことじゃへこたれない強い精神力は養われたかもしれません」

 そういってAさんは笑った。

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