中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

「タダなら参加」「1円の損もイヤ」…無粋な金銭感覚の大人たち

 こういった時、何が正しいのかは分かりませんが、会計をする代表者を一人決めて、席でテキトーにやり取りすればいいんじゃないかと思うんですよ。1158円なのだとした場合、1200円出して「お釣りはもういいよー」と言う人もいれば、1223円の人がいた場合に「さっき○○さんが42円多く出してくれたんで、23円分はいいよー」と言うなど、100円以下の金額で大雑把になれば、レジの巨大行列を避け、サッと「粋」に代表者が会計を済ませて会合を終えられるのにな、なんて思いました。

 他人と一緒にいる時に細かいカネに拘泥しているとあんまりカッコ良くありません。誰かと何かを楽しもうとする場合はカネは必要なんです。そこで1円単位まで「損したくない!」と鼻息荒くすると「いい年して……」と理不尽な評価を受けることもある。ただし、自分一人の場合は細かいカネにうるさくてもいいと思います。

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