60才以降の就職　資格や経験がなくても探し方次第で仕事はある

　東京しごとセンターによると、55才以降の就職者数は前年度から47人増加。うち4割以上が65才以上と、シニアの就職率は増えている。それはシニア主婦でも同様。では、どう探すか。仕事に就くまでのポイントを以下に解説しよう。

【STEP1】働き方を考える

　60才以降の仕事選びでは、やりたいことを優先させるのはもちろん大切だが“働き方”も考えよう。1つの判断基準になるのは体力だと、キャリアコンサルタントの上田晶美さんは語る。

「立ち仕事なら午前中だけにするとか、週2回は休んで体のメンテナンスに充てるなど、細く長く働くことを意識しましょう」

　仕事内容や働き方を考え始めるのは、子育て終了後や50才くらいからが理想的。資格が必要な場合でも準備できるからだ。