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ある天下り社長が直面した“誰も幸せにならないハイヤー送迎”

 そういった経緯により、嫌々ながらハイヤー送迎を受けることを決めたMさんだが、もうひとつ大きな問題があった。Mさんは、ウォーキングをしながら帰る趣味があったのだ。ここでおかしな事件が発生した。

「私は、1つか2つ手前の駅で降りて、歩いて帰るのが健康法だったので、運転手に適当な所で降ろしてくれるように言うと、困った顔をして『家までお届けすることになっています』と、言うのです。私が帰宅時に事故に遭ったら、運転手の責任になるようなのです。しょうがないので、私は適当な場所で車を降り、運転手は私のカバンだけ積んだハイヤーで我が家に向かい、私がウォーキングをして家に無事着いたことを確認して帰るというムダなことをしています」

 本当は、Mさんが自宅に帰ってからウォーキングをすれば良いのだが、「そこまで会社に縛られる理由はない」と語気を強めるMさん。一口にコストカットと言っても、そう簡単にいくものではないようだ。

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