家計

賢く利用したい無料バス 公営競技場では「無料高速艇」も運行

ボートレースまるがめが運行する無料の高速艇

 日常生活において、無視できない交通費。電車やバスの運賃はもちろん、ガソリン代など、移動するには何かとお金がかかるものだが、賢く利用したいのが「無料バス」だ。

 たとえば、タクシーや観光バスを運営する日の丸リムジンでは、お台場エリアを巡回する「東京ベイシャトル」、大手町や丸の内、有楽町を結ぶ「丸の内シャトル」、東京駅八重洲口から日本橋、京橋エリアを回る「メトロリンク日本橋」、東京駅八重洲口から浜町・人形町・兜町エリアを結ぶ「メトロリンク日本橋Eライン」という4種類の無料巡回バスを運行している。

 いずれも年中無休で(一部は元日のみ運休)、曜日や時間帯、ルートによっても異なるが、おおむね10~20分程度の間隔の運行となっている。もちろん誰でも無料で利用可能だ。丸の内に勤務している30代の男性Aさんは、こう話す。

「無料バスの乗降場所がちょうど会社のすぐ近くだということもあって、毎日ではありませんが、通勤や外回りから帰ってくるときなどに『丸の内シャトル』を使っています。移動する場所がルート内にある場合は、便利です。地下鉄のように乗り換える煩わしさもないですし、歩く距離も少なくなります。本数がそこまで多くないことと、道路状況によって遅れることもありますが、無料なのでそれくらいは仕方ないかと思っています」

 ショッピングモールと最寄り駅を結ぶ無料バスを利用する人も少なくない。たとえば、東京の西葛西にあるイオン葛西店の近くに住んでいる40代の女性Bさんは、こう話す。

「イオン葛西店が都営新宿線の船堀駅前から無料送迎バスを出しています。どこかに出かけ、駅から買い物をして帰るときに重宝しています。本数は少ないけど、時間が合うとちょっと得した気分になります」

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