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60歳以降の働き方「キリギリス型」と「アリ型」、得なのはどっち

2018年10月8日 7:00

 これでは労働意欲がわくはずがない。

 在職老齢年金制度が続く間は、「給料は安くてもキリギリス型でのんびり働く」選択が有効になる。

 ただし、年金が満額支給される65歳になると状況は変わる。在職老齢年金の年金減額基準が「年金+給料」の合計で47万円以上に上がるからだ。

 Aさん、Bさんの年金支給額は65歳になると月約14万円にアップする。月給30万円のフルタイムで働くBさんの合計収入は44万円になるが、減額基準に届かず、Bさんも給料と年金満額のダブルインカムのメリットを受けるようになる。問題は定年後5年間もフルタイムで働いたBさんに、その後も働く気力と体力が残っているかどうかだ。

 対照的に、定年後に英気を養ったAさんには、65歳を機にフルタイムの仕事を探す選択が生まれる。

 人生100年時代に「年金減額」されない働き方を考えるなら、定年から64歳までは時短勤務で余暇を楽しみながら働き、体力が続けば65歳からフルタイムの仕事をする二段階プランを視野に入れるのもいい。

※週刊ポスト2018年10月12・19日号

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