マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

東証再編、最上位市場の残留目指して自社株買いや合併の動きも

2019年3月28日 16:00

 しかも、市場再編直後の一時的な下落にとどまらず、「これまでもさほど買われてこなかった時価総額の低い銘柄がさらに見向きされなくなり、割安なまま放置されることになりかねない」(カブ知恵代表・藤井英敏氏)とみられているのだ。

 だからこそ、すでに市場再編を見越した対応を進める企業もある。経済ジャーナリストの和島英樹氏が語る。

「時価総額が500億円前後の企業のなかには、ここにきて株価上昇につながる自社株買いを始めたところがあります。発表直後にあっという間に株価は1割ほど上がり、時価総額は550億円を超えた。上場基準にはコーポレートガバナンスが加味されるという情報もあるので、今後は社外取締役を増員する企業も出てくるでしょう。また、時価総額の低い企業同士が合併して時価総額を高めるなど、なんとか最上位市場に残ろうとする動きが増えると見ています」

 東証一部に属することは、株価やビジネスにまつわること以外にも、様々な“メリット”がある。一般的に経営陣や幹部にとって、一部上場は“最上級の名誉”となるからだ。

 まず上場すると、東証で新規上場セレモニーが開催される。特別応接室で東証役員と懇談後、上場通知書と記念品が贈呈される。ここからはテレビなどでもおなじみ、上場を告げる鐘を鳴らす「打鐘」だ。VIPルームに通されて木槌で鐘を打つ経営者の顔は一様にほころぶ。「東証アローズの円形電光掲示板に自社の名前が流れるのを見て感動した」と声を上げる経営者も多い。なかには、記念配当を出す会社もある。それほど企業にとって「一部上場」は“誉れ”なのだ。

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。