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普及するシェアサイクル 愛用者はどう活用しているのか

自転車を持っているのに利用する人も

 30代の男性会社員・Bさんは、自転車を持っているにもかかわらず、最近ではシェアサイクルを利用することがもっぱらだという。

「ロードバイクを持っているのですが、マンションには自転車置き場がないので、仕方なくベランダに置いています。利用する度に取り出すのが面倒くさくなって、シェアサイクルを利用するようになりました。自分の自転車だと停める場所に苦労することもありますが、ポートが決まっているので、“どこに停めたらいいんだろう”という悩みがなくなったのもメリットです。

 ただ、最近では、利用者が増えたせいか、充電されていない自転車が増えたような気も。そういう時は、ポートとポートの間を乗り継ぎます。おかげで、都内の裏道はだいぶ詳しくなりました」(Bさん)

 40代の男性・Cさんは、体力維持と節約を目的に、通勤時にシェアサイクルを利用している。

「料金も150円からと安く、重宝しています。ただ、中国やシンガポールなどの国々では、シェアサイクルサービスから撤退する企業が増えているという報道も見ましたし、いつか利用できなくなるかも、とも思っています。高額な電動自転車を自分で買うことは考えにくいので、利用者が増えてもっと普及すればいいのにな、と思います」

 車でもシェアカーサービスが注目されるなか、シェアサイクルも今後ますます普及することになるか。

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