家計

電力会社の見直し 単身世帯など使用量が少ないケースはどうすべきか

 自分の家庭に適した電力会社を調べる時は、インターネット上の比較サイトを活用すると簡単にお得な会社やプランが見つけやすい。ただし、使い方にはコツがあると本橋さんは話す。

「まず、割引額に期間限定料金が適用されているかどうかを必ず確認する。また、試算する時は1か月分のみの電気代をもとにシミュレーションするサイトが多いのですが、基本的に冬の電気代が高く計算される仕組みになっている。しかし、なかにはガスや石油で暖房して、冬の電気代が少ない家庭もあります。誤差を減らすには、自分の家庭の最も高い月の料金を真冬の電気代として試算するのがいいでしょう」

 さらに、新電力専門家で「新電力比較サイト」を運営する石井元晴さんは、比較サイトの落とし穴についてこう語る。

「サイトによっては、紹介報酬が発生する電力会社のプランを優先的に表示したり、登録されている電力会社の数が極端に少ないサイトもあるので注意が必要です」

 リサーチする時は複数のサイトを見て、クロスチェックを欠かさないようにしたい。

※女性セブン2019年10月17日号

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