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加入者急増の動画配信サービス、何を基準に選べばいいか?

動画配信サービスの国内加入者数は2000万人を超えるという(イメージ)

動画配信サービスの国内加入者数は2000万人を超えるという(イメージ)

 定額動画配信サービスの加入者数が急増している。「どうせどれも一緒でしょ?」なんて大間違い! それぞれの得意分野を見極めて、“自分向け”サービスを探し当てよう。

 主婦のAさん(52才)の趣味は映画鑑賞。最新作が380円で借りられるレンタルショップに通っているが、最近は忙しく、期限内に観ることがストレスになってきた。

 娘から「ネットフリックスにでも登録して、アカウント共有しようよ」と提案されたが、踏ん切りがつかないという。

「観たい作品がないかもしれないし、似たようなサービスがありすぎて、どれを選べばいいのやら…」(Aさん)

 誰でも動画を投稿できるユーチューブなどとは異なり、テレビや映画館で観るような“プロの”ドラマや映画、バラエティー番組、アニメなどが、月々一定額を支払うことで見放題になるサービスはVOD(定額動画配信サービス)と呼ばれる。動画配信サービス情報サイト「VODチャンネル」を運営するウェブスターマーケティングの田中響太さんによると、国内加入者数は現在2000万人を超える。

 主なものに、Netflix(ネトフリ)、Amazon Prime Video(アマプラ)、Huluなどがある。 スマホやタブレットから簡単に登録でき、よほど古いものでなければ、テレビ画面で観ることも可能だ。

 サービスによって人数の上限は異なるが、一度登録すれば、家族でアカウントを共有して、それぞれのスマホ、タブレット、パソコンなどで好きなだけ視聴できる。この機能は、ほぼすべてのVODにある。では、何を基準に選べばいいのだろうか。

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