家計

1着500円で十分? 古着ユーザーの「安く買って長く着る」節約生活

 購入する古着のブランドに、こだわりはあるのだろうか?

「特に好きなブランドがあるということはないんですが、有名セレクトショップのアイテムは、シンプルで作りもいいので安心感がある。リサイクルショップでも結構揃っていて助かります。

 あと、そういう“よく買うブランド”があれば、サイズを把握しやすいというメリットもある。たまにネットの古着ショップで何着かまとめて買うことがあるんですが、同じブランドのアイテムであればある程度サイズ感がわかるので、試着なしでも失敗する可能性が低い。そういう意味では、以前買ったことがあるアイテムを買い直すということもあります」

 そもそもAさんは、洋服を買う頻度もかなり低いという。

「古着だから長持ちしないということはないです。肌着にしているTシャツでも、4~5枚をローテーションしていれば、2年くらいは持ちます。シャツやパンツも5年以上着ているものも珍しくない。1年間で2~3着くらいしか洋服は買ってないと思います。今年の冬は1着も買ってません」

 安物をたくさん買うよりも、高価なものを1着買ったほうが長く使えて、むしろお得だという意見もあるが、Aさんは「そうとも限らない」と言う。

「高価なものは確かにデザインが凝っていたり、素材が高級だったりするのかもしれませんが、結局着る頻度が少なくなりがち。安く手に入れたものでも、大切に使えば長持ちするということだと思います」

 お金をなるべく使わないことにくわえ、長く使うというのが、Aさんの節約術のキモのようだ。

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