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コロナ連鎖倒産の危機 中小企業を中心に1万件超の予測も

 昨年は消費増税に加え、自然災害が重なり、多くの企業が収益を悪化させていた。新型コロナは持病をもつ高齢者がかかると重症化しやすいが、同様に、体力の低下している中小企業を死に追いやる。

「リーマンショック以降、毎年倒産件数は減少してきましたが、昨年は11年ぶりに増加に転じ、8383件に達した。今年は新型コロナの影響で1万件を超すことになると予測しています」(同前)

 連鎖倒産という“感染”が広がり、中小企業が倒れていけば、それらに下支えされてきた大企業にも波及する。

「その構図は、今後あらゆる業界で起こり得ます。日本が得意とする電子部品や精密機械でも、同様の連鎖が起こっても不思議ではありません」(同前)

 消費増税に続くコロナショックで“見せかけの好況”の歪みが露わになりつつある。

※週刊ポスト2020年3月27日号

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