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【ドル円週間見通し】米経済再開への期待もあり、下げ渋るか

・4月20日-24日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)3月中古住宅販売件数 21日(火)午後11時発表予定
・予想は、540万戸
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月中の販売件数は減少したとみられる。在庫水準が低下傾向にあることも影響しているとみられる。この状況は4月以降も続くとみられる。

○(欧)4月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数 23日(木)午後5時発表予定
・予想は、40.0
 ユーロ圏諸国におけるウイルス感染拡大の影響で製造業の景況感は著しく悪化している。外出制限措置は当面継続すると予想されており、雇用情勢は大幅に悪化。企業設備投資の減少も指数の低下に寄与しているものとみられる。

○(米) 4月マークイット製造業購買担当者景気指数 23日(木)午後10時45分発表予定
・予想は、38.5
 参考指標となる各地区連銀の製造業関連の景気指数は大幅に悪化しており、民間調査の景気指数は一段と低下する見込み。雇用情勢が大幅に悪化していることも指数の低下につながるとみられる。

○(米)3月耐久財受注  24日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-10.0%
 参考となる2月実績は前月比で増加。民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は減少した。3月については、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることから、耐久財受注は全般的に減少する見込み。コア資本財の受注も減少が予想されており、1-3月期の米経済成長率が大幅なマイナスとなる公算。

○その他の主な経済指標の発表予定
・20日(月):(日)3月貿易収支、(欧)2月ユーロ圏経常収支
・21日(火):(欧)4月ZEW景況感調査
・22日(水):(英)3月消費者物価指数、(英)3月小売売上高
・23日(木):(独)4月マークイット製造業購買担当者景気指数、(米)3月新築住宅販売件数
・24日(金):(日)3月全国消費者物価指数、(独)4月IFO企業景況感指数

【予想レンジ】
・106円00銭-109円00銭

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