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コロナ禍の帰省中止、楽しみにしている祖父母にどう断りを入れるか

義父母に帰省できないと伝えるための模範的な手紙の文面(マナーズ博子さん監修)

義父母に帰省できないと伝えるための模範的な手紙の文面(マナーズ博子さん監修)

 帰省がなければ、気楽な上に交通費も節約できる。だが、義実家との関係を円満に保つには、周到な準備が必要だ。マナーコンサルタントのマナーズ博子さんが話す。

「まずは電話で『コロナの問題で万が一、お義母さまたちにご迷惑をおかけしてはいけないので、今回は控えさせていただこうと思うのですが』と伝えましょう。帰省しないと決めていても、『ご相談なんですが…』という姿勢で話すのがポイントです。もし、『来なさいよ』と言われたら、『職場や子供の学校から、遠出は控えるように言われていて。申し訳ありません』と伝えましょう」

 その上で、丁寧な手紙とともに嗜好品などの贈り物を送るのがいいそうだ。パソコンやスマホで顔を見せて近況を報告する「オンライン帰省」を選ぶ家族も増えている。

「義父母は、夫や子供の顔が見たいだけ。わざわざメイクするのも面倒だし、嫁の私は登場しなくてもいいや」と考える妻は多いが、絶対に参加すべきだという。

「『おかげさまで元気にやっています。お体に気をつけてくださいね』とあいさつしたら、後は立ち去ってもかまわないので、必ず顔は見せましょう」(前出・マナーズ博子さん)

 帰省の煩わしさに比べれば、贈り物を手配したり、オンライン帰省に参加することなど、どうってことはないはず。気楽な夏ライフのために新たな形の帰省をスタンダードにするには、今年がチャンスかもしれない。

※女性セブン2020年8月13日号

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