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【ドル円週間見通し】ドル高一服? FOMC議事要旨やユーロの動向に注視

・8月17日-21日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(日)7月貿易収支 19日(水)午前8時50分発表予定
・予想は、38億円
 先行指標となる7月上中旬の貿易収支は、-1361億円で赤字幅は前年同期比で60%減少した。前年7月の貿易収支は-2539億円だったことから、7月の貿易収支はわずかな黒字となる可能性がある。

○(欧)8月マークイットユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値 21日
(金)午後5時発表予定
・予想は52.6
 参考となる7月実績は51.8。ユーロ圏における新型コロナウイルスの感染流行は終息していないものの、各国の経済活動は拡大しつつある。欧州復興基金の創設や雇用情勢の改善傾向はプラス材料となるため、製造業PMIは7月実績をやや上回る可能性がある。

○(米)8月マークイット製造業PMI 21日(金)午後10時45分発表予定
・予想は、51.5
 参考となる7月実績は、50.9。国内におけるウイルス感染は増加しており、企業景況感の大幅な改善は期待できないものの、雇用や個人消費は改善傾向にある。複数の項目で改善が予想されており、全体の指数は7月並みの水準を維持する可能性がある。

○(米)7月中古住宅販売件数 21日(金)午後11時発表予定
・予想は、528万戸
 6月の販売件数は4カ月ぶりに増加。雇用情勢は改善しつつあることや、低水準で住宅ローン金利が利用できる状態は変わっていないことを考慮すると、7月は6月実績を上回る可能性が高いと予想される。

○その他の主な経済指標の発表予定
・8月17日(月):(日)4-6月期国内総生産速報値、(米)8月NY連銀製造業景気指数、(米)6月対米証券投資状況
・8月18日(火):(米)7月住宅着工件数、(米)7月建設許可件数
・8月19日(水):(英)7月消費者物価コア指数、(欧)6月ユーロ圏経常収支、(加)7月消費者物価指数
・8月20日(木):(米)7月景気先行指数
・8月21日(金):(日)7月全国消費者物価コア指数、(英)7月小売売上高、(独)8月マークイット製造業・サービス業PMI、(欧)8月マークイットユーロ圏サービス業・総合PMI、(英)8月マークイット製造業・サービス業PMI、(欧)8月ユーロ圏消費者信頼感、(米)8月マークイットサービス業PMI

【予想レンジ】
・105円50銭-108円50銭

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