マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

コロナ禍初期の買い占め騒動 多くの国民が不安症に近い状態だった

2020年12月14日 7:00

春先は街の至る所に行列が(時事通信フォト)
春先は街の至る所に行列が(時事通信フォト)

 日本が新型コロナウイルスの脅威にさらされるようになってから、およそ10か月。感染は“第3波”に突入し、11月下旬以降、全国の1日の新規感染者数も過去最高を更新しながら推移し、油断ならない日々が続く。

 2020年はコロナ禍により、まさに激動の一年だった。「外出自粛」「オンライン授業」「テレワーク」……ウィズコロナによってめまぐるしく変化する暮らしの中で、家族の姿も大きく変わった。ここでは4月に緊急事態宣言が全国に発出される前、コロナ禍初期の様子を振り返ってみよう。

「トイレットペーパーの多くは中国で製造しているため、今後品不足になる」というデマがSNSで広まり、あっという間に店舗からトイレットペーパーが消えたのは、まだ国内の1日の感染者数が20人程度だった2月末のこと。テレビの街頭インタビューに「すでに家にたくさん確保したが、今日も並んで買った」と誇らしげに語る人が登場し、議論を呼んだこともある。

「在庫は充分にある」「トイレットペーパーはほとんどが国内でつくられている」と、デマが正されたにもかかわらず、品薄状態は春先まで続いた。東京女子大学教授の橋元良明さんは、「多くの人は、デマだと知っていてもなお、買い占めていたでしょう」と解説する。

「買い占めに走った人たちにとっては、本当にトイレットペーパーが品薄になるかどうかは、大きな問題ではなかったのです。それよりも、“みんなが並んで手に入れているのに、自分だけ取り残されたくない”という『バンドワゴン効果』や、入手困難なものが欲しくなる『希少性原理』、購入個数などの制限によって欲求が強くなる『心理的リアクタンス』が働きました。これは、『不安症』という病気に近い心理状態です」

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。