閉じる ×
投資

森永卓郎氏注目の食べ物系株主優待 吉野家、マック、コメダ

 経済アナリスト・森永卓郎氏によると、現在は緩やかな株価上昇局面が期待される環境となっており、高利回りの株主優待・配当狙いの投資法に最適の時期なのだという。

 では、どんな銘柄に注目すべきなのか。ここでは、森永氏が注目する「食べ物系」の優待銘柄を紹介する。

食べ物系おススメの優待は?(マクドナルド)

食べ物系おススメの優待は?(マクドナルド)

 * * *
 外食業界などの食べ物系から、私の注目する優待銘柄をピックアップしてみます。

 まずは、牛丼チェーン展開で知られる吉野家ホールディングス。単元株(100株)保有で年間6000円分のサービス券がもらえます。デフレから脱却できない日本経済を反映し、4月から投入した牛丼より50円安い豚丼が大人気で、客足を回復しつつあり、業績改善の期待も高まっています。

 業績低迷が続いた日本マクドナルドホールディングスも最悪期は脱した感が強く、さらに大ヒット中のスマートフォン向けゲーム『ポケモンGO』効果が追い風となりそうです。

 同社は全国すべての店舗を『ポケモンGO』と連携させるサービスを提供し、集客増を図っています。また、業績低迷下でも単元株(100株)保有でハンバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの無料引換券が各6枚で1冊となった食事券が年間2冊もらえる優待内容は変わっていないので、株価回復にかける手はあると思います。

「珈琲所 コメダ珈琲店」を全国展開するコメダホールディングスは、単元株(100株)保有で店舗で利用できる年間2400円分の電子マネーか、自社製品詰め合わせがもらえる。今年6月29日に東証1部上場を果たし、新規出店も加速させており、今後も好業績が期待できそうです。

※マネーポスト2016年秋号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。